個別指導と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
私はというと
①質問がしやすく自分のペースでできる。
②理解度に合わせて学習ができる。
③つきっきりで教えてくれる。
など個別指導は成績が上げやすい
というイメージを持っていました。
だからこそ
生徒ごとに寄り添った、
生徒のための指導ができるという想いで、
以前の個別指導塾に入社しました。
個別指導に潜むデメリットにも気が付かないまま…。
入社して気が付いたのは、
①質問がしやすく自分のペースでできる。
→確かに質問はしやすいが、
授業時間の中で質問をするため、
授業時間が自体が削られテストや入試に間に合わないことも。
また、マイペースにつられ雑談が多くなることや
他の生徒よりも進捗が遅れてしまうことがありました。
②理解度に合わせて学習ができる。
→確かに理解度に合わせて指導はできますが、担当の講師が
体調不良だと、日程変更や別の講師、卒業などで講師変更や
夏期講習・冬期講習などのコマ数が多いケースだと
担当の講師だけでは足らず他の講師が担当することになり
理解度を一から見極めてから指導することになります。
(見極めるまでに授業終了になることも)
③つきっきりで教えてくれる。
→確かに、生徒の隣には常に講師はいます。
ただし1対2の塾だったため、その隣にも生徒がおり、
状況によっては授業時間の半分ずつとならないケースもあります。
加えて、先生と一緒に解き進めるため、理解したと思い込み、
本番では解けないということもあります。
自転車で言うと、乗り始めの時はサドルを支えてもらいながらのため
乗るのは簡単ですが、手が離れると急に乗る事が困難になります。
乗りこなすには、授業後に自分でも練習する事が必要不可欠です。
これらが一般的な個別指導に潜む罠です。
相性の良い先生との授業は話も弾み楽しいかもしれませんが、
個別指導だから成績が上がるというわけではなく、
重要なのは教わったことを自分でできるようになるまでやることです。
それに必要なのは一般的な個別指導の場合、
毎日の宿題や、追加での講習ということになります。
自立心が無いと、追加料金・課金ゲームといった構造になってしまいます。
逆に考えると自立心があれば余計な追加料金は必要ありません。
そういった想いで夏期講習・冬期講習などの
追加料金は一切なく通い放題に。
そして、成績UPはもちろん自立心も育みたい
という想いを込めて次世代型個別指導とつけました。
大人になっても言われたことだけやる、
自ら考えて行動できないだと非常に厳しい世の中に
変化しています。
勉強を通じて、人としても成長してほしいと願っています。