先日、受験生である中学3年生は
昨年度の鳥取県入試過去問に
取り組みました。
狙いとしては
①敵(入試の問題)を知る事
②自分の現在地を知る事
の2点があります。
まず1つ目の
敵(入試の問題)を知る事について。
学校の定期テスト・実力テストと
比べると難易度が非常に高く
基本的な知識はもちろん、
合格点を取るには応用力も求められます。
特に鳥取県の高校入試は
大学受験も強く意識しており
記述形式(思考力・表現力)
も求められます。
直前に問題傾向を知り焦るのではなく
今の段階で難しさや傾向を知り、
入試を解くため、
今の復習を頑張る意味を
強く持ってもらいます。
次に2つ目の、
自分の現在地を知る事について。
鳥取県入試を今の時期に解く場合
未習範囲が少しありますが、
1・2年そして夏休み前までに習った
範囲で6~7割ほど出題されています。
ただし難易度は定期テストとは段違いのため
500点中400点以上取れている生徒でも
実際の入試問題だと
250点中100点取れたらいい方で
平均では60点ほどでした。
特に昨年の鳥取県高校入試は
ここ数年で一番難しい年だったため、
自信を持って合格といえるくらいの点数、
高校からでも困らないくらいの実力を
つけるには現時点の点数から
2~3倍を目標に基礎・応用力とも
勉強に取り組む必要があります。
今の時点での点数は気にする必要は
全くありませんが、
本番までの7ヶ月ほどで何もせず勝手に
合格点までは伸びません…!
危機感も少しもってもらうことで
1日の目標時間を6~8時間に
設定する生徒が多かったです。
現在地とゴールを今のうちにしっかり
見極め有意義な夏休みになるよう
弾みをつけたいですね!